ソニー、ブルーレイディスクメディアやMD/ミニDV全モデルの生産を25年2月に終了
ソニーストレージメディアソリューションズは、2025年2月をもって録画用ブルーレイディスクメディアの全モデルの生産を終了することを発表した。
昨年7月に「段階的に縮小させる」と報道されていた記録メディアの生産終了が、正式に決定したかたち。録画用BDメディアのほか、録音用ミニディスク、記録用MDデータ、ミニDVカセットの全モデルの生産が終了することとなる。なお録画用BDメディアをめぐっては、パナソニックも2023年2月に生産を終了している。
製品は時代の流れとともに変わってきます。ずっと同じ商品を売っていくなんてことはできません。当社の事業であるライティングだって、AIの登場で仕事の仕方が変わりましたし、システムだってスクラッチ開発なんてほとんどしなくなりました。
会社が変化し続けなければ生き残れない理由は、まず市場環境の変化が挙げられます。市場や顧客のニーズは常に移り変わり、技術革新や社会情勢、新たな競合の登場によって、過去の成功モデルが通用しなくなることが多々あります。変化を拒む企業は、顧客からの支持を失い、徐々に市場での存在感を失っていくでしょう。
さらに、競争の激化も見逃せません。グローバル化が進む中、競争相手は国内だけでなく海外にも広がっています。競争に打ち勝つためには、常に新しい価値を創出し続けることが求められます。同時に、技術の進歩に対応しなければ、業界内での地位が脅かされることもあります。特に、革新的な技術やサービスが既存のビジネスモデルを破壊する「ディスラプション」は多くの業界で現実のものとなっており、これに遅れを取る企業は淘汰されるリスクが高まります。
また、法規制や社会的価値観の変化も無視できません。環境保護、多様性の推進といったテーマは、近年特に注目を集めており、これらに対応しない企業は社会的信頼を失うだけでなく、場合によっては規制による制約を受けることになります。さらに、現代の顧客は単に製品やサービスを求めるだけでなく、企業がどのような価値観を持ち、社会にどのように貢献しているかを重視します。このため、企業は顧客の期待に応える形で変化し続ける必要があります。
株式会社ASAP
及川知也